2005年05月15日

ワンコインCD

最近のマイブームとなっている、500円玉じゃなく100円玉(または105円)で買える中古CD。T-BOLAN、女版B'zことKIX-Sなどのビーイング系ユニット、KATSUMI、杏里、中西圭三、trf、globeなどのアルバムが多い。これらのミュージシャンに共通して言えることは、

1.CDバブル期だった90年代前半~半ばに活躍。
2.実力はそこそこある人達(小室ファミリー除く)が多いのに、今は第一線に居ない。
3.アッパーな打ち込みとコーラスを効かせ過ぎのギターを多用し、その上に力強めのボーカルが乗っかる。
4.1アルバムにつき聞いたことがある曲が最低一曲は収録されている。
5.変に突き抜けた爽やかさを醸し出している。
6.80年代ソングほど懐かしくなく、90年代後半の楽曲と比べると編曲や英語を多用する歌詞の造りに隔世の感があり若々しくない。
7.そのため、カラオケで歌うと一番カッコ悪い谷間の世代。
8.リリース当時は勢いで売れたもののクラシックになり損ねているため、多くのリスナーが手放し中古市場でだぶついている。


なんというか、今になって聴くと学ぶものは殆んど何もない時代の徒花と呼ぶに相応しい楽曲ばかりなのですが、時系列に沿って聴いてみるとKIX-S辺りは音に成長が見られたりして、デビューアルバムから7枚ほど仕事感覚で試聴した後は、ワンコインでは買えない8枚目はどんな音なのか興味が湧いてきたりするから不思議なものです。

邦楽だけでなく洋楽アルバムにもワンコインCDは存在しますが、PJ & DUNCANやSCATMAN JOHN、LISETTE MELENDEZ(Goody Goodyの人)といった、こちらもかなり腰が入っていないパンチが効いた連中。ただ一発屋が多いので邦楽の面々とは趣きが異なり面白さは半減。それでもオリジナリティを評価してSCATMAN JOHNは買いました

小室ファミリーのCDは女性の高音ボーカルが耳障りという点と、比較的新しい作品であるため手は出しませんが、この文章を書きながら聴いているアルバムはTMN解散後にボーカルの宇都宮隆が組んだ自称ヒップホップユニット、BOYO-BOZO唯一のアルバム『ACROBAT』(1995年発売:絶版)。ストリートファッションに身を包んだ二人が写るジャケットとは裏腹に、気持ち元気な点を除いてはごく普通の歌モノ。

ちなみに1995年のレコード大賞受賞曲はtrfの"Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~"。グラミー最優秀アルバムはアラニス・モリセットの"Jagged Little Pill"、最優秀曲はSealの"Kiss From a Rose"。この頃は今よりもっと邦楽と洋楽の間にジェネレーションギャップがあったんですね。


posted by つかみ男 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オンガク | 更新情報をチェックする
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