2010年12月05日

パドレスとレッドソックス、エイドリアン・ゴンザレスの交換トレード合意

パドレスはレッドソックスと、エイドリアン・ゴンザレス一塁手とマイナープロスペクト3人の交換トレードに合意した。パドレスは3プロスペクトに加え、後日発表選手をボストンから獲得する可能性もあるらしいが、40人枠外の選手ではないかとの憶測。

エイドリアン・ゴンザレスは2000年のドラフト全体1位指名でマーリンズに入団。レンジャースへの移籍後の2006年開幕前、アダム・イートン、大塚晶則、ビリー・キリアンの3選手との交換トレードで、クリス・ヤングとターメル・スレッジと共にパドレス入り。2006年シーズンから一塁レギュラーに定着し、HRがMLB中最も出づらいペトコパークを本拠地にしつつも、5年間で161本のHRを記録する活躍。2010年の成績は.298/.393/.511という数字だが、球場特性を除いて計算したAdjusted OPS+は152とMLBで7位。昨年までオールスター3年連続出場を果たす。

パドレスが獲得する見込みの3プロスペクトはケイシー・ケリー投手、アンソニー・リッゾ一塁手、レイモンド・フエンテス中堅手で、3人ともレッドソックスのトップ10プロスペクト。

ケリーは2008年のドラフト1巡(全体30位〉指名で、Baseball Americaのランキングではボストン内のトッププロスペクト。2009年まで遊撃手との二足のわらじを履いていたが、2010年から投手に専念。今季は2Aで制球に苦しみ、95回を投げ防御率5.31といまひとつな成績だったが、20歳で2Aに到達し、投手専門初年度という点を考慮すると、成長の余地は十分残されており、いまだスカウトの評価も高い。

21歳のリッゾは2007年のドラフト6巡目で、ボストンのBAランキングは3位。2010年は1A+と2Aで.260/.334/.480/25HRをマークし、奇しくも20歳当時のエイドリアン・ゴンザレスが2Aポートランドで残した記録と酷似している(266/.344/.437/17HR)。パワーだけでなく一塁守備も長所だが、対左投手の攻略と三振の減少が課題。

19歳のフエンテスはカルロス・ベルトランのいとこ。2009年ドラフト1巡(全体28位〉指名で、ボストンのBAランキングは6位。初のプロフルシーズンとなった2010を1Aで過ごし、.270/.328/.377/5HR/42SB。ベルトランと同様に身体能力は高く、ボストンではBest Athleteの評価を受けていた。

トランザクション分析
インパクト…☆☆☆☆☆
スマート…☆☆☆☆


FA後の再契約を結ぶ経済力がパドレスに無い事は周知の事実だったため、ここ2年ほど噂が絶えなかったA-Goneのトレードが遂に実現に。その代償に全くの不足というわけではないが、レッドソックスで今後6~7年は40本HRを打つであろう一塁手の交換相手として、もう少し良いプロスペクトが貰えなかったのか?というのが率直な印象。もっとも、交換相手となったプロスペクトの実力は元ボストンのアシスタントGMだったジェド・ホイヤーGMや、同じくボストンでアマチュアスカウティングディレクターだったパドレスの現アシスタントGMジェイソン・マクリードも把握しているはずなので、その目利きに期待したい。

契約を1年残してのトレードだが、時期はベストだろう。2010年に1~3年前の1巡指名選手2名とボストンのトップ10プロスペクト(+もう一人)を獲得する方が、2011年末のFAの代償として、2012年のドラフトピックを2つ貰い2015年のメジャー昇格を待つよりはリターンが大きい。半年後よりも今のどちらにおいて、ゴンザレスのバリューが高いかと言われれば微妙だが、ほぼピークに達していると呼んで差し支えないだろう。

チーム再構築期間と目されたパドレスの2010年は、思わぬ活躍で優勝争いをすることなったが、このトレードにより2011年は確実に「捨て」の一年。ケリーとリッゾのメジャー昇格は、どんなに早くても2011年シーズン後半だし、メジャー初フルシーズンは2012年。フエンテスについては2013年だろう。

4人目の選手が決まっていない理由は、今週ルール5ドラフトを控えており、40人枠外のロースターを動かせないせいだろう。キューバ出身のホゼ・イグレシアス遊撃手は40人枠に入っているため、獲得の可能性は低そうだ。

パドレスにとって直近の問題は、当然ながら来年の一塁レギュラーと得点源。昨年の今頃ゴンザレスの後継者と見込まれていたカイル・ブランクスはトミー・ジョン手術からの回復中であるため、来季開幕には間に合わない可能性が高い。となると2010年に3Aで.301/.382/.517/18HRと好成績を残したマイク・バクスターか。もしくは外部からの獲得となるが、チーム年俸はゴンザレス放出後でもなお余裕が無いため、コナーコ、カルロス・ペーニャといった大砲の獲得は期待できない。おそらくライル・オバーベイ、トロイ・グロース、マイク・スウィーニー、イグゼイビア・ネイディー辺りだろう。いずれにせよ大幅な得点力ダウンは避けられない。

そしてもうひとつの痛手は観客収入。通常、観客動員数は優勝争いをした年よりも翌年に増加するケースが多いのだが、ゴンザレス放出により優勝を狙う姿勢を放棄した2011年の増員は見込めそうもない。

メキシコ国境付近で生まれ育ったエイドリアン・ゴンザレスという選手は、ペトコパークに移転後のサンディエゴ・パドレスにとって随一の看板選手と呼んで相応しい活躍を残した。ペトコにおける貢献度だけならピーヴィー、ホフマン、ヒース・ベルより上だろう。パドレス歴代でもトップ10に入る働きだと言えるだろう。サンディエゴではKT時代に安い契約で働かされていたが、ボストンなら8年$150Mも夢ではない。その長期契約が終わる頃には、交換相手としてパドレスにやってきた選手のうち一人でも、パドレスの新たな看板選手となってくれれば幸運だ。その可能性の多くはケリーに懸かっているのだが、現段階においてオールスター級ほどの未来は予想されていない。
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2010年11月14日

キャメロン・メイビン、交換トレードで獲得

パドレスはフロリダへライアン・ウェブとエドワード・ムヒカ二人のリリーバーを放出し、交換相手としてキャメロン・メイビン外野手を獲得した。メイビンはミゲル・キャブレラ+ウィリスの放出トレードでタイガースから移籍し、2年程前までMLB指折りのプロスペクトと目されていたが、メジャー昇格後は変化球への対応が出来ず、2010年は82試合に出場し、.234/.302/.361/8HR/9SBと低迷。メジャー4季通算でも.246/.313/.380と伸び悩んでいるが、まだ23歳と若く、伸びしろは十分に残されている。

一方マーリンズに移籍したウェブは24歳。2009年、スコット・ヘアストンをオークランドに放出したトレードで、ショーン・ギャラハー、クレイグ・イタリアーノと共にパドレスに入団。リリーバーとして才能を開花させ、昨年は54試合に登板し、防御率2.90をマーク。

ムヒカはクリーブランドでトッププロスペクト投手と評されていたが、メジャー昇格後は一発病に悩み壁に当たってしまう。戦力外となっていた2008年オフ、パドレスは2万ドルをインディアンスに支払いムヒカを獲得し、ミドルリリーバーとして起用。一発病は治らなかったが、HRが出にくいペトコパークが本拠地になった効果と、SO/BBは元々高かった事もあり、防御率は3点台に好転。2010年のSO/BB(72:6)はMLBのリリーバー中トップ。

トランザクション分析
インパクト…☆☆☆☆
スマート…☆☆☆☆


個人的には、ジェド・ホイヤーGM就任後で一番興味深いトレード。

メイビンは昨年リーグ最下位の打率(.237)と28位の出塁率(.306)を記録した、パドレス1番打者のアップグレードを果たす役割を期待されていている。メジャーでの成績と対照的に、マイナー5季での出塁率は.393と理想的な数字。メジャー平均を10%ほど上回る三振率28.6%を如何に下げるかが課題だろう。もっともオールスター級の大ブレイクをしなくても、トニー・グウィン・Jr.よりバッティングでの貢献度は高いはず。また、身体能力はプロ入り前から折り紙つきで、トニー・グウィン・Jr.より更に俊足。フライボールの読み方にやや問題はあるものの、広大な外野を持つペトコパークの守備でも安心。

課題は急務というほどではないが、ブルペンの再補強。SO/BBは平均程度ながら、ゴロ比がMLB平均の倍近く上回るウェブは手放すに惜しいが、ベル、アダムス、グレガーソンら主要リリーバーを手放さずにリードオフマン候補を獲得できたことは善し。しかしウェブとムヒカの様な、スターではないが試合を壊さないリリーバーをタダ同然の対価で獲得したのは前GMのケビン・タワーズ。ロングリリーバーとはいえラッセルでは些か心もとないし、フリエリは来年も今季同様の活躍をするという確信には至らない。予算上の理由で来シーズン開幕前にベルを放出しなければならない確率も未だ低くは無い。それらの穴をKT同様に安く埋めることが出来るのか、ホイヤーの真の手腕はそこで問われる。
posted by つかみ男 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | パドレス-人事異動 | 更新情報をチェックする

2010年10月12日

トニー・グウィン、がん告白

過去8回のNL首位打者タイトルを獲得したMr.パドレこと、トニー・グウィンが耳下腺がんを患っていることを公表した。1997年以来3度目となる耳下腺腫瘍の摘出手術を先月行った際に悪性腫瘍が発見された。50歳となるグウィンは今後、放射線と化学療法によりがん治療を試みる。過去の症例によると、全進行状況における耳下腺がん患者の5年生存確率は62%。

サンディエゴ州立大学の野球部監督を務めているグウィンは、昨年8月に激しい腰痛に悩まされ、TVコメンテーターの仕事から遠ざかっていた。現在でもなお、歩行器が必要な時があるという。そんな身動きも出来ない時期に、体調に関する医者との対話が増え、今回のがん発見に繋がったという。

またグウィンは、現役選手時代に使用していた噛みタバコががんの病因ではないかとコメント。しかしながら、医学的には噛みタバコとがんの関係性は未だ見出されていない。ちなみに噛みタバコは、現在マイナーリーグではゲーム中使用禁止とされている。

最近パドレス1塁コーチに就任したデイヴ・ロバーツもホジキンリンパ腫を患い、今年化学治療を受けていましたが、今度はグウィンですか。現役晩年からどんどん太り続けていたので、腰痛は仕方ないかなと思っていましたが、がんはショックですね。早く良くなって欲しいです。

以前マーティ・キーナートが、噛みタバコを愛用していた選手ががんを患い、後に顔面に障害を負ったというエピソードをコラムで紹介していたのを思い出しました。噛みタバコ愛用者10人のうち9人の死因が、口腔か喉頭のがんだそうです。MLBでも使用禁止にしようかとの話が出ているとか。幼いファンへの影響もあるから、とりあえず試合中は禁止にしちゃえば良いんじゃないでしょうかね。
posted by つかみ男 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | パドレス-ニュース | 更新情報をチェックする

2010年10月11日

『半次郎』観た。

幕末の薩摩藩士、人斬り半次郎こと中村半次郎(後の桐野利秋)の半生を描いた映画。半次郎を演じるのは企画者でもある榎木孝明。

「龍馬伝」ではキャストすらされていない、維新の舞台では脇役な存在である中村半次郎を主人公に据えて映画が作れるのかという疑問を抱いていた。実際映画を見た後も、万人受けはしないという印象。さらに編集のせいか話の運びがいささか唐突で、もともと幕末に興味が無い客は話の流れが分からないだろうなと感じた。

しかし、後半の大部分を占める合戦の場面は相当力が入っており、大型映画にひけをとらない。時代劇初出演となるExileのAKIRAも殺陣の動きがダイナミック。回想時の色使いも、過去のモノクロ写真に彩色したような、どことなくレトロな雰囲気が醸し出されて好感が持てた。傑作とまでは呼べないが、決して駄作ではない。

この映画の実現を成し遂げたのは、榎木孝明の熱意に他ならない。尊敬する同郷の英雄、中村半次郎を主役にした映画をとにかく撮りたかったという意志が伝わってくる。実直で情に厚く慕われた人柄を表現し、池波正太郎の小説等により植え付けられた半次郎の残忍な「人斬り」のイメージを覆したかったとのこと。実際、半次郎が人斬りをしたという記録は1件しか残っていないという。

13年前から企画を温めてきたとのエピソードだが、察するにおそらく13年断られ続けたのではないだろうか。とにかく万人受けしない。そのまま作るとキャストが男だけになりそうなので、無理矢理恋愛話を捻じ込んだ感がある。資金集めにスポンサーシップをお願いしても、お偉いさんから「榎木ちゃ~ん、また半次郎の話?」とか言われたのだろう。その横でケータイ小説の映画化に資金がジャブジャブ流れ込む状況に唇を噛み締めたりもしたのだろう。実際、大手の配給会社からはそっぽを向かれたため、自分たちのプロダクションを配給元にして映画館と交渉したらしい

そして衣装協力のクレジットを目にしたとき更に驚いた。鹿児島の高校のデザイン部。大学ですらない、高校だ。予算に相当の制限があったのではと察した。さらに宮崎ロケでは官軍の衣装用に、不要な学生服の寄付を集った。映像では判らなかったが、官軍の帽子はボール紙だ。駆け出しならいざ知らず、とてもテレビドラマのシリーズ主役を張るようなベテラン俳優の仕事とは思えない手作り感。だがここまで面倒なことをしてでも作りたかったのだろう。榎木の華やかなキャリアや端正な顔立ちにはおよそ似つかわしくもない一途さと愚直なまでの泥臭い映画作りこそが、敬愛する半次郎像を最も鮮明に描いているのではないだろうか。

惜しまれる点は榎木が歳を取りすぎていたこと。半次郎と同じく鹿児島出身でジゲン流の使い手であるゆえ、当然薩摩弁も殺陣も堂に入っているが、既に54歳。青年時代のイメージが一致しない。半次郎の享年は40だったので、せめてあと10年早く演じることが出来たらと悔やまれる。もう一点は公開オーディションで選ばれた人材派遣会社社長が演じる西郷隆盛。外見は似ていたけれど、喋らせると芝居の拙さが露呈してしまう。大御所でなくともここは流石にプロの俳優を起用すべきだったのでは。

初日ながら、舞台挨拶の無い午後7時の最終上映なので、165席の劇場席は3~4割ほどの入り。今後の上映時間は未定だそうなので、半次郎と榎木の映画作りに共感を覚えた人はお早めにどうぞ。
posted by つかみ男 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーキネマ | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

Welcome back, gunslinger.

KTことケビン・タワーズ元パドレスGMがアリゾナダイヤモンドバックスのGMに就任した

2005年オフからGMに就任していたジョシュ・バーンズは成績不振を理由に今季途中に解任され、スカウト人事部門を統括していたジェリー・ディポットがその後の代行を務めていた。奇しくも2005年オフ、KTはパドレスCEOサンディ・アルダーソンの許可を得てDバックスGM職の面接を受けていたが、その座はバーンズに与えられた。その当時のDバックスをパートナーとして所有していたのは、確実性の無いガンマンの様な補強ポリシーを嫌って昨年オフにKTをクビにした現パドレスオーナーのジェフ・ムーラッド。パドレスを追われた後KTは、ヤンキースでブライアン・キャッシュマンのアシスタントを務めていた。

ヘドロ商人こと狡すっからい博徒GMの復活に乾杯です。そういえば前回MLBについて書いたときもKT関連の記事でした。でもパドレスファンからすると同地区でGM復帰してほしくなかった。ライバルに回すとかなり嫌な人物。

KTは火急の補強ポイントとして、リーグ最下位のブルペンとベンチを挙げています。大型FA補強には目もくれないのできっと2月まで決まりません。そしてチープなトレード、もしくは1年出来高契約やタダ同然のマイナーリーグ契約でリリーフ投手を寄せ集め、それなりの結果を残したりするのでしょう。チームの潜在能力からすると、パドレス在任時より遥かに恵まれています。

バーンズの後片付けを上手くこなしていた務めていたディポットGM代行は、KTの説得でアリゾナに残留する見通し。ディポットもまた、ハーレンやエドウィン・ジャクソンを放出して、$40Mを浮かして投手プロスペクトを手に入れるトレードを行使した策士。グレッグ・マダックスの投手コーチ就任も噂されており、来年のDバックスの動きには注目です。

これを機にライトパープルとかターコイズとか使った嫌なユニフォームカラーに復活とかしないかな。

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バック・ショウォルターがチョイスに加わったとされるその奇怪な色彩センスゆえ、唯一キャップを持っていない球団がアリゾナ。アジア人が被ると8割の確率でビュンヒュン・キムに見えてしまうアリゾナのキャップ。今の赤黒ユニもそこそこ格好良いんだけれど、他チームと混同しそうで。

ところでオマー・ミナヤGM解雇秒読みのメッツは何をしていたんだろうか。
posted by つかみ男 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | パドレス以外のMLB | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

俺手製の食べるラー油のみ食べたら胸焼け記念ブログ更新

ええと、ブログってどう書くんだっけ。

Twitterには書きましたが、はいやっと全4科目受かりましたよUSCPA(米国公認会計士)。仕事しながらとはいえ週1の学校を黒板消しのバイトをしつつ通い始めてから2年半超、学校終わってから数えても1年半掛かりました。ここ2年でグアム6回ぐらい行っていないか俺。歳のせいで覚えが悪くなってさハハなんて言いたいが、生涯暗記の勉強を真面目にしたことが無いので、若い時に物をどこまで覚えられた脳みそだったのか知る由も無い。昔は勉強に対しもっと無気力だったからトントンかな。

勉強を始まる前から分かっていたのですが、USCPAの試験勉強は難易度というよりも退屈さとの戦い。日本の公認会計士試験みたいに勉強が得意な人しか受からなそうな試験ではないですが、それでも会計のお勉強は退屈。特にAudit & Attestationはやった事も味気も無い監査業務の仕事手順をソラで覚えるという、実務に一番近いが、その実務をするまでは最も興味が湧かない科目。バイトに喩えるなら、生協で働く前から乾物の品番は03番と覚えたり、クレープ屋で働く前からバナナストロベリーの略称(正解:バナスト)やトンボのまわし方を覚えたり、宅配弁当の店で働く前からトンカツは調理に時間が掛かるから10分余計に宅配時間をお客様から頂戴する事を覚えるようなもんですよとか言いながら若き日のバイト遍歴を振り返ったらどういう訳だか食い物屋ばっかりだな。

働きながらとはいえ、合格までパドレスが一度99敗シーズンを送って低迷し、高額選手を片っ端から放出してから復活するほどの長い時間が掛かったので、勉強法について何一つ偉そうなアドバイスは言えませんが、一つ勉強法を提案するならテキストは一度読んだら参考書として使って、問題を解くことになるべく時間を割くべきということでしょうか。先にも申し上げた様に、とにかく内容が退屈なので読んだだけでちっとも頭に入ってこない。問題を解いてみて、正解でも不正解でも、なぜ正しい選択肢が○なのかだけではなく、何故他の3択が×なのかもテキストで調べたりして何層にも薄く覚えた方が近道かと存じます。

会計は学んでも生業にしても面白さが見出せないけれど留学も中途半端に終わったし取れそうなら取っておいた方が良いかと思って取った資格だけれど、困るのは肝心の資格の使い道。いまだに会計が嫌いだから、もし仮に資格を使った仕事に転職しようものならまた会計業務に携わらなくてはいかんのか。
posted by つかみ男 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

でらすっぴん

例年、冬に髪の毛をミディアム手前まで伸ばし、夏が近づくとボウズ手前まで短くするというサイクルを描いているのですが、特に夏は毎年同じ様な髪型になりがち。耳年増なクラスメイトに差をつけるために髪型でイメチェンを図るか、ここは一気に新島か神津島辺りでの夏の日の初体験なんかはすっ飛ばし、小岩のスナックのチーママに入れ込み実家を抵当に入れての小料理屋の開業資金提供といった感じの、35歳という実年齢においてもなお大人過ぎしかも後戻りの効かないジャイアントステップでも踏んでしまおうかしらってな感じですが、それもままならないというかそもそも小岩のスナックに行ったことが無いので、髪を切ることにしました。

KC390403.jpg

ソフトではない普通のモヒカン。

職場にて。地味な事務職です。

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部位によって髪の長さにあまりに差があるため、頭皮の体感温度がバラバラ。ときおり自分のヘアスタイルがボウズだか普通のショートだか分からなくなります。
posted by つかみ男 at 22:10| Comment(5) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

twitterやってます。

つかみ男ですこんにちは。60日以上更新されないと表示される広告が鬱陶しいので投稿。画面右側にtwitterを表示してみました。もしよろしければtsukamiotokoでフォローを宜しくお願いいたします。

まさかのNL西地区首位を走るパドレスですが、KTの遺産で勝っているのか、はたまた的を射ているけれど面白さ半減なジェド・ホイヤーの補強で勝っているのかコメントのしようが無いです。アリゾナの次期GM候補にKTの名前が載っているらしいですよ。現場復帰してくれたら嬉しいけれど、あんなすれ辛い(褒め言葉)GMがパドレスの同地区に居るのは脅威でしかないです。
posted by つかみ男 at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

NVHなんて死語になるのか

やれ年が明けたとかKT更迭以降ブログが更新されないとかクーズマノフ放出とか俺が大田区に引っ越したとか慰謝料だとか手切れ金だとかアレがこないとかそなセリフNO!NO!NO!NO!ですよ。

文系自動車雑誌の雄(ちなみに体育会系の雄はカミオン)ことNAVIが2月で休刊ですよ皆さん。アメリカ滞在時も含めて足掛け16年位唯一買い続けた雑誌が遂に。

徳大寺・舘内・大川のNAVI TALKが終わっても、スズキ元編集長がマルクス思想を捨てて贅沢と遅咲きキテレツファッションに目覚めた後でENGINEに移籍しても、甘糟りり子が時代遅れな物欲臭キツめなバブリーな恋愛小説を書いても、結局自分が買った車が$940の1987年製セントラワゴンだけであってもNAVIは買い続けたのに。10代前半までマンガしか読まなかった俺が活字を読むようになったのはNAVIのおかげなんじゃないかと思うくらい読んでいた。近年は広告減少に伴って月を追う毎に雑誌のページ数がどんどん減っていったので、そろそろヤバいかなとは思っていたので残念です。以前はスポンサーに気を使わない自由な批評のために、あえて国産自動車メーカーの広告を入れてなかったとかいう話もあったけれど、ここ数年は結構見かけましたし。とはいえ、どこまでが広告だか分からないようなメディアの中では、反体制ぶりがテンプレート化しているとはいえ、かなり良心的な雑誌作りを貫いていた気がします。

雑誌不況に加え、自動車ファンの高齢化が部数減少の原因らしいです。人口が増えている都市部においては、自動車を趣味として所有するイニシャルコストがあまりに高いから、新卒独り暮らしのサラリーマンでクルマを買うのは困難。駐車場代は高いのでランニングコストも馬鹿にならず、渋滞が慢性的。都市部の多くのオフィスには従業員用の駐車場がない、もしくは電車バス網が発達している等という理由で平日の通勤で運転しない。となると週末にしか運転をする機会がないためクルマ所有の恩恵が少ない。クルマ趣味は社交を必要としないので女子受けも悪い。こう並べると、逆になぜ今までクルマが売れていたのかが不思議に思えてきます。自分より若い人達がクルマを運転しているところを本当に見かけないもんな。

どちらかといえばクルマや運転は好きな方である自分すら自動車を買わないんだから、仕事とか子育てとかマジックミラー張りの中で自称素人相手に撮影とかで必要な人以外は殆んど買わないんだろうなと思います。必要で仕方なく買われるクルマの趣味性といったら、それこそ電車か白物家電と大差ないですしね。個人的には300万円ぐらいする代わりに、デザイン、足回り、質感に優れた軽自動車とか出て欲しいんですけれど。

雑誌は雑誌で大変そうです。ここ10年位でファッション・趣味系の雑誌はだいぶ多様化セグメント化されてきたけれど、日本語圏のみの商品だし、書店の本棚や趣味への可処分所得には限界があるゆえパイの大きさはそう変わらないから、読者が多趣味になっても1雑誌あたりの収入は少なくなるはず。複数の雑誌を出版することによるスケールメリットも、印刷段階以前にはあまり思い浮かばない。そうなると、多様化に取りこぼしを少なくする以上の恩恵はどれほどあったんだろうか。

雑誌の不振に関しては日本に限らず世界中で悩みの種だから、そう簡単に解決策が見つかるとも思えないです。一部の小説や漫画なら同人誌として生き残ることも可能かもしれないけれど、取材が必須になるニュース性が強い雑誌になると、そのための費用を僅かな発刊数で賄うことができるのか分からない。雑誌に関しては電子化と課金制とかでどのように生き残るかよりも、タイムリーさや携帯性といった雑誌から消費者へ対価として与えられていた恩恵が、どんな新しいものによって補填されるのかが気になります。もしその新しいものの恩恵がかつての雑誌のそれと同様でなければ、かつての雑誌読者の欲求はどのような新しい恩恵で充足されるのか。ネット情報はオリジナルソースが雑誌という場合もあるだろうから、雑誌の減少がネット上の情報に劣化を及ぼしたりするのでしょうか。ネット上で一応信憑性が高いとされているニュースを発信するメディアは、まだ紙媒体で成功したプレイヤーとほぼ同一だけれど、彼らに取って代わる個人や組織はどのような形態になるのだろうかとか。

おそらく今後の半生で、俺が新たに雑誌を定期購読するという事は、かなりの確率で起こらないと思います。それを踏まえて少し感傷的な事を挙げるなら、「新しい情報が出る日が決まっていて、その日を指折り楽しみに待つ」という感覚を覚える機会が少なくなるのかなという点がさびしいですね。最近あまり情報を日単位で待った記憶がないです。ただ当面はえのきどいちろうさんと下野康史さんの文章が読める場所が少なくなることが残念です。

でもオヤジマガジン化したENGINEを読む気にはなれないんだよな。
posted by つかみ男 at 15:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

KT更迭

パドレスは、2010年末まで契約を結んでいたケビン・タワーズGMを、今シーズン限りで解任することを発表した。

KTことケビン・タワーズは1995年シーズン末からパドレスGMに就任。限られた年俸予算に縛られながらも、他球団から見限った人材などを安く買い叩く独自の手法で、1996、1998、2005、2006年にチームを地区優勝に導いた。今年47歳ながら、2009年シーズン時点の在任期間はMLB最長だった。ジェフ・モーラド球団オーナー兼CEOは、より戦略的な人材をGMに求めているとコメントしており、後任は外部から招聘すると目されている。

あああ。ボウチー解任、ホフマン、ピーヴィー放出の時よりショックだ。$40Mそこそこのチーム年俸でも、オールスター以降は勝ち越していたのに、モーラドは自分の息のかかった、より安定した、そしてより余計な事を言わない人材を置きたいのでしょう。KTの山っ気に満ちたチーム補強を楽しめないとは、洒落の解らない弁護士だ。

KTならそう遠くない将来に、他球団からGM職の声が掛かることでしょう。今度はメッツとかカブス辺りの、金持ち球団での仕事ぶりを見てみたいです。
posted by つかみ男 at 15:36| Comment(3) | TrackBack(0) | パドレス-人事異動 | 更新情報をチェックする