2009年08月30日

選挙に行こう勢!って聞かないね最近

もうネーミングセンスが投票率下げそうだもんな。

日曜日は箱根彫刻の森で催される"Audi MUSIC meets ART"を、アウディオーナーでないにも拘わらず二年連続で観覧するため、今日土曜日に不在者投票に行ってきました。

不勉強のせいで、与謝野、海江田、以外はどこの政党所属か覚えていなかった。そして投票所で候補者名の一覧を目にすると、所属政党が記されているのは半分にも満たない。投票所に辿り着く前に所属政党ぐらいは覚えておけそして自分以外の候補者をすぐ地獄の火に投げ込みたがる唯一神又吉イエスは世界経済共同体党の代表だぞ愚民共という行政様の考えは分からなくもないが、だったら自民とも民主とも書かなくて良いんじゃないかと思いました。あそこに政党名を表記してもらう為になんか特別な手続きとか要るのか?

それにしても小選挙区制というのは死票が多くて投票する気持ちをポッキリ折るに相応しい制度ですな。現職の財務大臣が居る選挙区で、その大臣さん以外に投票する時には、地獄の業火ローストをミディアムレアで切に願う訳でもなければ、なかなか踏み切りづらいものですよ。

カレル・ヴァン・ウォルフレンは、いまの民主党をどう評価するだろうかと考えながら投票所を後にしました。


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2009年08月16日

グアムと東アジア行きの航空便は羽田空港からのみ飛ばすべきとマニフェストに謳う政党に清き一票を

今週の半分はグアムのUSCPA受験に費やし、そのうち2食はバーガーキング、1食はマック、1食はタコベル、もう1食は冷凍のブリトーだったつかみ男です今晩は。火曜日の仕事後、午後10時半からグアムに行き、水曜日の昼と木曜日の朝に受験、そして金曜日の早朝に羽田に帰ってきて仕事に行くというスケジュール。受験科目はFARとREG。全く手が届かないというほど悪い出来ではなかったが、75%取るにはもう少しラッキーが必要な出来。

木曜日の昼前に試験が終わったので、おろしたてのビキニで官憲の手を逃れながらビーチに向かったら豪雨。仕方なくビーチ手前のタイ料理屋でもそもそとパッタイやらカレーやらを喰いながら、雨音をBGMにペドロ・マルティネス復帰初登板となったフィリーズ対カブス戦をしばらくTV観戦。ぺドロ太ったな。

雨は降ったり止んだりなので免税店へ。アメリカ本土のどこよりも高いが日本よりはなんとか安い、という価格。レイバンのサングラスが$179で売っていたが、その後訪れたMacy'sでは$129。今日DFSで免税される関税の割合って大したことないだろうとは思うのだが、調べてみたら実効9%程度、しかも20万円以下は元々免税なので本当に大したことない。

で、Macy'sのあるMicronesia Mall。Foot Lockerで定価$25のAmerican Needle社製Cooperstown Collectionのキャップが、なんと$4で売っている。基本的にグアムは何でも高いが、たまにこういうセールがあるので驚く。パドレスのBP帽と合わせて6つ購入。しめて$25。

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ツインズ、ワシントン・セネターズの帽子は初購入だが、意外にもシンシナティは3つ目。広島カープと見紛われること必至なレッズのキャップに何故レッズファンでもない俺は惹かれるのか、自分自身では全くレッズやレッズの帽子に対して特別な思いを抱いている意識はないので不思議。

あとMacy'sのメンズ服売り場に、モッズブランドのBen Shermanが一角を占めていたことと、iPodやPSPを売っているGadgetの自販機が設置されていた事に驚く。俺はBen Shermanが好きだけれど、グアムでモッズファッションとは…。Gadgetの自販機を覗くと、ShureのSE210というカナル型イヤフォンが$99で売られていた。一度宿泊先のDay's Innに戻り、日本での価格を調べると、最安でも15,000円は下らないので購入。Shureの日本代理店の吹っかけぶりが酷い。

まだエイジングも済んでいないが、このイヤフォン備え付けの低反発パッドがもたらす消音効果はなかなか。街を歩くと通行人の気配すら感じ取れないほど。

Conan O'BrienのTonight Showと、Jimmy FallonのLate Night Showを初めて観る。予想はしていたものの、Conanはもっと時間の遅い深夜だからこそ良かった気がする。ラジオの深夜放送がいかに面白く聞こえても、ゴールデンに持って行くと失敗する感覚。またLate NightのバックバンドにThe Rootsを選んだのは非常に良い選択だと思う。

あー、US Midwestの旅行記はまだ終わっていません。絶筆している翌日のスケジュールが長かったので、勉強中ということもありなかなか筆が進みませんでした。暇が出来たらまた書きます。
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2009年08月02日

ピーヴィー、ホワイトソックスに放出(その2)

さっき書き忘れましたが、ピーヴィー放出、というかチーム年俸削減の主な理由には、6月にドラフト指名した選手達との契約締結デッドラインが、8月17日と差し迫っており、高額な契約ボーナスの支払いが必要な1巡、2巡、4巡目の選手との契約を控えていることが挙げられます。しかも1巡目のドノバン・テイトのアドバイザーはスコット・ボラスなので、ボーナス高騰は必至。

数年後の戦力となるドラフト指名選手達との契約のために、現在の戦力を削減して契約金を捻出する時代になってしまいました。ある意味チームが負けこんでいるから取れる戦略。
posted by つかみ男 at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | パドレス-人事異動 | 更新情報をチェックする

ピーヴィー、ホワイトソックスに放出

パドレスはエース、ジェイク・ピーヴィーをホワイトソックスに放出。代わりに若手4投手(うち1人はメジャー経験無し)を獲得。

遅かれ早かれ、こういう日が来るんだろうなと思っていました。俺がサンディエゴで見たパドレス選手のうち、今年まで在籍していた唯一の選手がピーヴィーでした。将来サイヤング賞を獲得することになる、パドレス史上最高の投手のメジャーデビューとなったヤンキース戦をクオルカムのライトスタンドから観戦した日は良き思い出です。願わくばキャリアの最後はもう一度パドレスで。

獲得した4投手については、メジャー経験のない1A在籍のデクスター・カーターが一番の逸材。2007年ドラフト1巡目指名のアーロン・ポレーダは今季先発2番手、長期的には3番手、2005年8巡目指名の左腕クレイトン・リチャードはスポット先発、失敗したらロングリリーフ、アダム・ラッセルは右のリリーバー、といったところか。トレード自体の損得は、ピーヴィーの契約残額4年$52M(オプション破棄の場合)のうち、どれほど肩代わりするかに拠るが、今のところその分配の度合は不明。先日メジャー昇格したマット・レイトス以降、マイナーに大器の投手が居ない事ゆえ、獲得した4選手が全員投手なのだが、それにしてもいささか焦りを感じる。
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2009年06月05日

Midwest Trip 4/22 (Wed) - Chicago, IL (Day 4), via Springfield, IL, to St. Louis, MO

3日間お世話になったHoward Johnsonをチェックアウトし、朝食を買いに行く。お世話になったといえば、この旅ではレンタルしたPND、Garmin製のポータブルナビにも世話になった。アドレスだけでなく、建物の名前などでも検索してくれるので、ビルトインされたナビと比べても差ほど遜色は無い。土地勘の無い場所でのクルマ移動が多い人にはお勧め。

James Brownの"Chicago"を聴きながらダウンタウンの南方へ。

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この日の朝食、そして最後のシカゴフードはギリシャ料理のジャイロ。香辛料を仕込みシュラスコみたいに吊るして焼いたビーフを、生の玉ねぎ、トマトと一緒にピタパンでくるんでヨーグルトソースで食べる。とっくに肉食には飽きているが、これはこれでかなり美味いので困る。

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シカゴを発ち、I-55を南へ。見上げなくても空が広がる風景。ビルに切り取られた東京の空を、同じ空と呼んでよいのか躊躇うほど広い。ここでは空の中に地面がある。

iPodをシャッフルさせて車内に音楽を鳴らすと、Pizzivcato FiveやParis Matchやらの新旧渋谷系がやたら掛かる。Halcaliがドゥービーさんには不評。トイレ休憩を挟み走る事3時間、中継地Springfieldに着いた時に掛かっていたのはKatsumiの「Yes、抱きしめて」。図らずもリンカーンの立身出世の街とKatsumiという、捻じれの位置にある、そして生涯残る可能性が高い脳内リンクが構築される。

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リンカーンが住んでいた家を見学する。無料で案内してくれたレンジャーは最近Springfieldに来たとの事。彼の話し方とイリノイ州の手厚い福祉政策方針から、ドゥービーさんはアルコール依存症からの復帰プログラムの一環で、この仕事に就いているのではと推測。肝心のリンカーンの家は、一部は当時を再現するための調度品があしらわれており、建物の内外を問わず若干綺麗に整いすぎているきらいがあった。意外に狭いが、当時としてはかなり広い家だったらしい。雰囲気を保つため、周囲の町並みも復元したり、当時の家を移築したりしたりと、観光地っぽさは否めないが地元の頑張りが見受けられる。

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Springfieldの外れにある、コーンドッグ、日本で云うところのアメリカンドッグ発祥の店。Cozy Dog。味は極めて普通のアメリカンドッグ。ちなみにルート66上にある。この日は当旅行屈指の密接スケジュールの日なので、早々に平らげ一路南へ。

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湿地が目に付き始めてからまもなくSt. Louis。西部開拓の玄関口、そして南部との境界。無意味にデカいGatewayは、アメリカ最大のモニュメントで、自由の女神より高い。昨晩のシカゴではダウンでも寒かったのに、今では半袖でも汗じっとりな高い気温と湿度。

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St. LouisはBudweiserでおなじみの、Anheuser & Buschの本社がある街。工場見学へ。見学中、この旅行唯一の日本人に会う。何でも60歳で定年を迎え、独りでMLB巡りをしているとのこと。アメリカくんだりで野球場巡りという暇つぶしの旅をするには、このおじさんが遅すぎるのか、はたまた我々が早すぎるのか。スケジュールがカツカツで直後に運転が控えているため、砂を噛む様な想いでビール試飲を諦め、代わりといってはアレなImo's PizzaでSt. Louis PizzaとToasted Laviolliを食べる。St. Louis Pizzaはこの地域でしか流通していない独特の白いチーズに塩気があり、Fried Laviolliは文字通り焼いたラビオリを、Marinara Sauseでいただく。どちらも美味からず不味からず。

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セントルイス・カーディナルスの本拠地である、この旅行3つ目の球場となる"New" Busch Stadium。町並みと同じく赤レンガを纏ったニューレトロパーク。2006年オープンとあって新しい。ビールはもちろんバドワイザーのみ。

ちなみに相手はこの人達。

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3つ目の球場なので、3本目のドッグとなるHunter Dog。ソーセージが塩っぱい。塩気は南部の証か。

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調味料のディスペンサー。ケチャップとマスタードだけでなく、ランチドレッシングとBBQソースもある辺りが南部の証。

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Bank of America主催のキャンペーンにより、チケット代が半額になった内野3階席に座る。客足はそこそこだが、盛り上がりはプホルスの打席を除いてはいまひとつ。

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特に気になったのが、カリル・グリーンが打席に立った時の、観客の無反応ぶり。レベルや環境は100段階ほど違えど、俺もカリルも共にサンディエゴを追われた身なので声援を送るが、スタンドはだんまり。「グリーンはロン毛だから嫌~い。彼氏にするなら本命はリック・アンキールで、サイドにはスキップ・シューマッカーかなぁ。」と、俺と同じぐらい体重がありそうな20歳前後の女の子が友達に話していた。きっとグリーンより赤身の牛肉を食べているんだろうな。

ところで、この後シーズンが進むうち、グリーンは極度の不振によりレギュラーを追われてしまう。さらにストレスからSAD(Social Anxiety Disorder:社交不安障害)になってしまった様で、5月末に治療のためDL入りしてしまった。昨年手を骨折するほどロッカーを殴ったりなどという自虐的行動を見ると、パドレス時代から試合でのプレッシャーへの対応が出来ずに押しつぶされそうになっていたのかも。そういえば、その怪我による欠場分に対する年俸の返還要求をパドレスは取り下げたのだろうか。

個人的には、サンディエゴの球場で試合を見ていた時に、グリーンはネビンやホフマンよりも楽しみな選手だった。打率はたいしたことがなく大振りだが、左翼ポール際へのどでかいホームランは魅力だったし、何よりあのアクロバティックな守備は、テレビでなく球場で見てよかったという気持ちにさせてくれた。そして、そう思わせてくれる選手はなかなか居なかった。自分もこのブログでやれ出塁率がどうだとか派手な割にゾーンレーティングが芳しくないとか盗塁は得点効率が良くないとか書いたりするが、それはチームの勝ち負けに限定した話。Box Scoreではなく実際に身銭を切って見物するなら、1試合で3四球を選ぶセイバーメトリクス的に有り難い選手より、果敢な盗塁の瞬間や、グリーンのスライディングキャッチを観たい。似た様な症状からロイヤルズのザック・グリンキーは華々しく復活したので、グリーンに同様の回復を祈るばかりだ。セントルイス住民よりも熱く新宿区から応援している。必ずしも俺や周囲の身勝手な期待に沿った活躍や元気や「元通り」でない形の、活躍や元気であっても全然構わないからさ。

Buschは先代のアメフト兼用球場と比べ、格段にアメニティの質が上がったと思われるが、あまり試合に熱中しているファンは多くなかった様に見受けられた。リグリーはおろか、メトロドームより熱気は低い。Field of Dreamsの言葉を借りるなら、"If you build..."ではなく、"Even though you built..."といった具合か。球場自体の出来は決して悪くない。デトロイトのComerica Parkよりはずっと良いと思う。ここにしか訪れないファンにとっては何の問題も感じないだろう。球団やその地の歴史をモチーフにしたニューレトロパークは自分自身も嫌いではなかったが、Camden Yardsから15年近く経った今、既に効力の臨界点を越えた地に辿り着いた気がした。ツインズの次に出来上がる筈の、マーリンズやアスレチックス向けのフィールドは継承路線か、はたまた革新的なデザイン、どのような機軸を持つのだろうか。グリーンの4打席目の凡退を見てから球場を後にする。

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宿泊先は郊外のCollinsville。この旅2回目のDays Inn。夜食に買ったAlmond Chicken Salad Sandwichが、加減を心得た控えめな味付けで美味かった。


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今日の走行距離は280マイル。ひとつの場所に留まらず、転がるようなドライブを続けた日。
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2009年05月28日

Midwest Trip 4/21 (Tue) - Chicago, IL (Day 3)


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朝食はチャイナタウンの点心。最初間違って厨房から入ったら、英語が話せない中国人のおばさんばかりだった。

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ちまき、大きめの海老が二尾仕込まれたShrimp Dumplingや大根餅が美味すぎ。久しぶりのアメリカ料理にコーラックが欠かせない胃腸にはアジア飯が最高。10品食べて、チップ込みで$32。安すぎ。

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二日目のCPA試験を終え、モーテルへの帰り道がてら、シカゴの町並みを散策。色んな形のビルがあって楽しい。時々写真を目にする、駐車場部分に外壁の無いビルなのに、ビルの外側に向けて後方駐車している。よくクルマが落っこちないな。

これまで試験を気にしたつもりもなく普通に旅行していたが、試験も終わったのでより心置きなく遊べるぞと思っていた矢先、日本で使っていた財布を免許証や保険証ごと失くしていた事に気付き凹む。探しても見つからない。試験場からの帰りに寄ったKenneth Coleの店員に「バックパックのファスナーが空いているわよ」と教えてもらったが、そこから落としたかスラれたか。パスポートは別に持っていたし、メインのクレジットカードとドル札はアメリカ用の財布に入れ替えていたため、口惜しいがカード停止等の手続きを済ませ旅行を継続。

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8年ぶりのリグリーフィールドへ。Pulled Beef SandwichとItalian Sausage。ミネソタのTop Dogよりは美味しい。

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4月下旬、この日の気温は2℃。薄手のダウンでも寒いが、カブスファンは球場の内外を問わず熱い。ヤンキースのファンや、リグリーと同じ時代の古い球場フェンウェイパークを根城にするボストンファンは、もはやカルトと呼んでも差し支えないほどの排他的な態度が鼻に付くので好きになれないが、カブスファンは野球そのものへの愛が垣間見られるので嫌いではない。最上段の内野スタンドに陣取る。9年前よりも外野スタンドが増設されているが、そこほ満員。吹き晒しなのにスゲエ。

今回の旅行は運転が多く球場でビールを飲む機会は限られていたが、この日は運転の予定が無い。寒さをこらえてビールを飲むが、おそらく気温の方がビールの温度より低かっただろう。ビールのコップを持つ手がちぎれんばかり冷たくなったので、堪らずカブス手袋($10)を購入。自分の手より若干大きめな1サイズなので、他所での着用には二の足を踏みそうだが、背に腹は変えられない。ビールを飲む手が冷たい、という必然性の欠片も無い理由に、「背に腹は」等という単語を使ってよいのだろうか。

この旅行で見かけた唯一の日本人選手である福留がいたが、試合内容は寒くてあまり覚えていない。スローカーブを放っていたシンシナティの中継ぎ投手が気になったぐらい。

"Take me out to the ballgame"の大合唱が名物の7th inning stretchを終え、リグリーフィールドを後にする。この旅第4の目的、ブルースバーでのライヴ観賞を達成するため、地下鉄でDowntown南方へ。目指すはBuddy Guy's Legends。

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この日は71歳の大ベテラン、Johnny Drummerのステージ。ブルースというジャンルは全く明るくなかったので、この日のために、あまりに生々しい浪曲なので生米を食べているような聴き心地を覚えるロバート・ジョンソンから、サン・ハウス、スキップ・ジェイムス、ジミー・リード、ジョン・リー・フッカー、バディ・ガイ、カルロス・ジョンソン等を何枚か聴いていた。シカゴという大都会で酒や食事と共に提供されるライブなので、先に挙げたミュージシャンの音楽に比べると泥臭さはなくショーマンシップに徹した演奏。しかし当然ながら上手い。たった$10のミュージックチャージと、さして高くも無い飲み物代だけで円熟の生演奏が聴けるのだから有り難い場所だ。Blue Note Tokyoのような、背筋の張った清潔感のある場所ではないけれど、JazzやBluesなんてそんな場末で畏まらず聴くのが丁度良いじゃないか。久しぶりにSierra Nevadaと、クラッシュアイスになみなみ注がれたこれまたご無沙汰なワイルドターキーをカウンターで啜りながら演奏を満喫。ステージ前のテーブル席に座る客層は30~50代の白人が殆どだった。ロバート・ジョンソンの楽曲より音質が良く、音数が多く、テクニックに優れているであろうエリック・クラプトンが作ったロバート・ジョンソンのカバーアルバムが、寂しく音数も少ない筈のロバート・ジョンソン本家を聴いた後では、ホテルラウンジの魂の抜けたイージーリスニングにしか響かなかった事を思い出したりした。でもジョンソンはおろかクラプトンに比べても余裕たっぷりだったJohnny Drummerの演奏には、そう感じなかった。単に人種だけの話かもしれないけれど、そこで歌わざるを得ない必然性かも。クリームにはクラプトンである必要はあるけれど、クラプトンがなぜロバートジョンソンのカバーCDを、またカバーCDを出すのが何故クラプトンでなければいけないのかという理由が俺には良く分からない。Johnny DrummerにはシカゴのSouth Loopでブルースを歌う理由がある。何故かっていうと、昔からその辺りでブルースを歌う人生しか送っていないから。
posted by つかみ男 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

Midwest Trip 4/20 (Mon) - Chicago, IL (Day 2)

シカゴはホテルが多いが料金が高い。宿泊客でもほとんどの場合駐車料金を取られる。男二人旅なので、Howard Johnsonのライセンスを得て運営している安モーテルに泊まる。安モーテルといっても1部屋1泊100ドル位と、田舎町の倍。空港の近くの宿を選べば安く済むが、ダウンタウンに歩いて行けるロケーションを優先。建物や内装は古いままで、あまり清潔感はない。アメニティもシャワーとアイロン台とクロックラジオぐらいと最低限のものが最低限のレベルで備わる。

そんなグレードの宿だったので、インターネット回線がワイヤレスLANだった事には驚いた。ヘタに部屋ごとに回線を引くより、ひとつふたつのターミナルを設置して無線で飛ばしたほうが経費が安いからか。
日本の古いアパートとかにも対応できるシステムだなと思った。もっとも、昨今の日本ではすぐ建物を立て替えてしまうから、古いアパート自体をあまり見かけなくなったが。

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この日の朝食はOhio Houseのダイナー。固い卵、乾燥したベーコン、不恰好なハッシュブラウン、薄い珈琲。サッカリン入りの甘味料の横には、出しづらいガラス瓶入りのHeinz ketchup。嫌な点は全て知り尽くしている典型的なアメリカンブレックファーストなのに、たまに無性に食べたくなる。美味いのかと問われてもよく分からない。食後は健康に悪いものを摂取したことから薄ら背徳感すら覚えるが、アメリカに行ったらぶつくさ言いながら、似たメニューをまた注文するのだろう。

この旅行の目的3つ目は、シカゴでのCPA試験受験。旅行序盤だと時差ぼけが、終盤だと蓄積疲労が心配だったので3日目の20日にBECを、4日目の21日にREGを受験。10冊以上テキストや問題集を持ってきたが、目を通す暇はここまで無し。PCでの試験なので、東京でも受けさせてくれないのが不満。

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生前カーディナルスとカブスの実況アナウンサーを長年務めたHarry Carryのレストラン。プロ野球実況アナウンサーが店の看板になるほどの敬意を集める程の中継が聴けたシカゴ市民は幸せ者だ。

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シカゴ最古のJazz Club、Green Mill。1907年にオープン。あまり治安の良くない場所に今の残り営業している。1920年代にはギャングが幅を利かせ、アル・カポネの特等席は今でも残されているらしい。店のマネージャーから、人気出演者の他クラブへの移籍撤回「説得」を頼まれたギャングが、その出演者の喉と舌を掻っ切るという物騒な事件もあった。まだ夕方でライブ時間には程遠い。産まれて初めてクラブソーダを注文。

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夜はCarson's。スペアリブとバーベキューチキンとクラブケーキを食べる。

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リブで有名な店だが、肉付きは今ひとつ。昔ながらのリブなので肉は固め。決して不味くはないが、他所で得難い味とは思えなかった。付け合せのポテト料理の種類で、他でも見られるフライやベイクド以外に、グラタンが選べたのが衝撃。

俺が初めてMLBを観た1998年9月、マリナーズのラインナップに並んでいたRyan Radmanovichが話題にのぼる。メジャーでのプレーは1998年限り、今年で38歳になるのでとっくに引退したかと思っていたが、Baseball Referenceを参照すると、なんとまだ独立リーグでプレーしていた。更に驚いた事に2008年にはカナダ代表として北京オリンピックのロースターに名を連ねている。往年の名選手ではない。野球だけでは、おそらくとっくの昔から食えていないだろう。何がモチベーションとなって、どういう暮らしをしているのだろうか気になる。
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2009年05月24日

Midwest Trip 4/19 (Sun) - Mason City, IA to Chicago, IL, via Dyersville, IA

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飛行機の中で自分を無理やり寝かしつけたため、時差ぼけはあまり無い。朝9時ごろ、Mason Cityから東へ出発。アイオワの風景を代表するとうもろこし畑はまだ長い冬を終えたばかりで、雪を背負った疲れから癒えていない土色。道中ドゥービーさんから広岡達朗と森祇晶の話を聴く。メトロドームに続く、この旅第二の目的地はそのとうもろこし畑の中に埋もれた田舎町だった。

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Dyersvilleという聞き慣れないアイオワの田舎町の名前より、"Field of Dreams Movie Site"の方が通りが良いだろうか。

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町外れにRay Kinsellaが造ったその球場はあった。映画と同じく、球場の横にKinsella一家が住む白い家とブランコが建つ。そして映画では表現されていなかった畑の肥料の臭いが立ち込めている。映画ではシューレス・ジョー達が出てくる背の高いコーンが生えていなかったのが残念。イメージよりかなり低いマウンドから、ダイナミックかつ不恰好なスリークォータースローで久しぶりにアメリカの硬球を投げてみる。

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Mason Cityから幾つか乗り継いだHighwayは、大陸の動脈を成すInterstateではなく、US Highway。いわば旧制度のハイウェイシステム。高速道路だと思って走っていると、突如信号機が現れたりする。特にこの辺りは、のっぺりした畑の真ん中に立つ廃れた納屋、焦点を合わせるべくランドマークに乏しい。時折通り抜ける古い町の建物も大きくは無い。制限速度が示す以上にゆっくりとした時間が過ぎる。この辺りの地平線は、日本の清潔な水ぐらいに安く有り触れている。

アメリカに長く住みすぎたからか、近頃グアムに試験を受けに行っているからか、右車線で緊張感の無い直線をダラダラと描くハイウェイの運転はとっくに日常化していた。にも拘わらず、町並みが6年近く住んでいた西海岸に比べて隆起と色合いに欠ける。見覚えがないので懐かしくもないような、かといって新鮮でもないような。

I-90を東に進みシカゴへ。"I"が示すInterstate Highwayは、戦後アイゼンハウワー大統領の発案により構築された州間高速道路。ドイツのアウトバーンが参考になっており、民間の移動性向上以外にも兵站ルートの確保という目的もあったらしい。Interstate Roadは大手チェーン店が立ち並び便利そうだが、生活地域に溶け込み、したたかに道を紡ぐUS Roadと違って、Interstate、特に郊外ではまず道ありきなので町が道路で分断されている。

I-90はコインしか受け付けない自動通行料収受機が続くため、小銭不足に怯えることになったが、どうにか夕方にはシカゴへ。色気の無い宿場町Mason City、寒々しいIowaのコーン畑を同じ日に通り抜けて、強欲な大都会へ来た感じ。ここでも寒い雨に見舞われたので、黒く濡れた街はモデルになったゴッサムシティのよう。

シカゴといえばシカゴピザ、Giordano'sでキッシュみたいなピザを食べる。二人で1~2人前分らしいSmallを二人で食べるが、一切れで腹一杯。二切れ途中までどうにか平らげてお持ち帰り。
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この日の走行距離は約250マイル(400キロ)。


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2009年05月10日

Midwest Trip 4/18 (Sat) -Minneapolis, MN to Mason City, IA

目標体重:??kg
目標までの残り:kg
[ダイエットグラフ表示]
一回目測定
体重:??kg
BMI:ERROR: NOT PERMITED METHOD: bmi
食事
朝食
トースト、キャベツ、ソーセージ
昼食
もりそば
夕食
蒟蒻ラーメン、餃子6個、きんぴら
おやつ
Palm(チョコレートアイス)、味噌豆
成田発シカゴ行きの便ではトリプルユーフォーリア(エコノミー連続3席独り占め)という僥倖。喜び勇んで横になって仮眠を取ったら機体の揺れが酷く、ビールを飲んだこともあり途端に気持ちが悪くなりトイレでリバース。

シカゴ経由でミネアポリスへ。世界最大のハブ空港にも拘わらず、ユナイテッド航空のカスタマーサービスカウンターがたった4人しか対応している職員が居ないことに驚く。あとは至極融通の利かないタッチパネル端末があるだけ。一度更生法適用による人減らしが行われたとはいえ、本拠地O'HareでこれだとUnitedの先行きは暗い。

飛行機が遅れる旨の連絡は取れず、かつ当初待ち合わせ場所に設定していたゲートにも外からは入れないというトラブルにいきなり見舞われるが、この旅のプランニングをしてくれたドゥービーさんとBaggage Claimで現地合流。ドゥービーさんとの米国旅行は二度目だが、未だに同じ飛行機に乗ったことが無い。ドゥービーさんは一日早くミネアポリスに着いていたため、待ち合わせはアメリカ。

二人旅なのに、なぜかレンタカー会社が用意したのはKiaのRondoという小型ミニバン。

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全米最大のインドアショッピングモール、モール・オブ・アメリカへ。ショッピングビルに囲まれた中央の吹き抜けには遊園地が。この旅行唯一となるハンバーガーを食べた後、オークリーのサングラスケースのみを買うという地味なショッピング。ツインズの背番号Tシャツを着た若者を良く見かける。

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ミネアポリスの第一印象は、まだ枯れ木越しに映る寒々しい住宅地と、装飾が省かれた共産圏のようなのっぺりとした黄土色のビル。ダウンタウンはそれなりに大きいようだが、ニューヨークやシカゴのような華々しさは皆無。気温も10度位と実際寒い。

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今回の旅行の目的地を決定付けた最大の目的は、今年で最後になるメトロドームを見ること。外見からも分かるように、東京ドームのモデルになったエアードーム。1982年オープンながら、来年からは屋外型の新球場にツインズは移転する。

この日の試合はエンジェルス戦。確か米国撤退前に最後にMLBの試合を見たのはサンディエゴではなく、アナハイム・スタジアムでの試合だった。キャンペーングッズ、ジョー・マウアー像をもらう。真鍮製っぽい。

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メトロドームは外野フェンスが直線的なため、東京ドームより箱庭イメージが強い。幾度目かの始球式と国歌斉唱ののち試合が開始される。週末でジョー・マウアー像効果か、観客数は34,000人と7割ほど。球場内の熱気は中々のもので、数年前にチーム解体が危うく実現化しそうになったとは思えないほど。図らずも、チーム解体を地区優勝でひっくり返したおかげでファンも引き戻せたのだから怪我の功名か。

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この旅行初めてのスタジアムフードは、Top Dogというメトロドーム名物らしきホットドッグ。炒めた玉葱、ピーマン、チーズ、ビーンズなどのトッピングが奢られたピクルスがゼリエースのメロン味みたいな色をしている。味が薄くて不味い。

"General Admission"と名付けられたチケットで、外野二階自由席のライト側に座る。高度はかなりのもので、もし後方に座ったら右翼手は見えないだろう。隣に座っていた初老の白人夫婦は、日本語は不得手ながらも、東京と神戸で外国人向けの学校を運営したと話す。神戸に在住していた1989年には、阪神タイガースでプレーしていたセシル・フィルダーの隣宅に住んでおり、息子プリンス・フィルダーの家庭教師を務めていたという。その頃のプリンスはまだかなり小さかったらしい(当たり前だ)。その彼がダン・ジョンソンが今年横浜でプレーしている事を知っていたことにも驚いた。

自分が5年ぶりにメジャーの試合を見ているという感慨や感傷は皆無。パドレスではないからか、悲しいかな今月上旬にヤフードームでホークスの試合を見たときとあまり印象は変わらない。福岡もミネアポリスもドーム球場だもんな、印象が似ているわけだ。
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試合途中でメトロドームを去る。8時過ぎでも空は青白く白夜のよう。途中豪雨に見舞われつつI-35を南へ。Doobie Brothersの"Clear as the Driven Snow"が似合う荒涼とした闇を往くこと二時間。Iowa州のMason Cityという宿場街へ。Days Innというモーテルに宿を取る。この日の走行距離は約130マイル(208キロ)。


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posted by つかみ男 at 22:56| 普通普通| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

あきれて物も言えない

どっかのヤマ師が 俺が死んでるって 言ったってさ
よく言うぜ あの野郎 よく言うぜ
あきれて物も言えない

RCサクセション「あきれて物も言えない」より

悲しいかな、反骨のパンクロッカー忌野清志郎でも律儀に寿命が来て死んだりするんだな。

清志郎の作品にはあまり詳しくなかったので、今年に入ってRC時代の曲を流して聞いてみた。気がついたのは、1曲1メッセージ。ゼロでも2以上でもない、必ずひとつのメッセージ。理解される幸せを歌う「君が僕を知ってる」も外見のみの美しさを馬鹿にした「キミかわいいね」も、ひとつだけのメッセージ。ひとつのストーリーに様々なおかずを盛り込んだ過去20年のJポップの様とは異なるが、詰め込みすぎず、1曲の歌詞が持つ荷物の数としては、これ位がちょうど良いのかもと思った。
posted by つかみ男 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日俺 | 更新情報をチェックする
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